安岡路洋編著「古民具の世界」2001年学研発行の60頁(写真10)にあるような、漆作業台です。本体、引出しの全ての外面が漆塗りです。引出し最上段内側底面はグラインダーなどで削られております。2段目は内側も漆塗りです。3段目内側にも薄く漆がかかっております。求めた時は、会津のものと聞きました。紙が2枚入っておりまして、1枚には羽前鮎貝村(現山形県白鷹町)の業者印があり、もう1枚は大福帳の様なものに同県米沢市の銘菓「時雨の松」が見えますので、やはり会津近辺かと。幅約25.5 cm 高さ約22.0cm 奥行き約38.0cm 重さ約5.1kg全体に歪み、ガタ付きは無く、前述の本のものに勝るとも劣らない、鏡面仕上げのように綺麗です。#漆作業台#会津塗#小引出し#古民具#木工品#塗師#根来塗#インテリア